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千葉県香取郡多古町を中心に、出張自転車修理業を営む自転車サンキューのブログです。  日々の出来事や、ちょっとした事を書いていこうかと思っております。
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今年も二輪・バイクの祭典が来週開催されます。
先駆けて昨日から大阪モーターサイクルショーが始まっています。

詳細は東京モーターサイクルショー2014で検索してください。


私が気になるバイク関連情報としては、ホンダの新型50ccスクーターのDunkです。
2/20から販売が開始されていますので、既に店頭に並んでいると思われます。
価格が約21万円とちょっと高額ですが、大きなboxスペースは魅力ですね。

中国生産のTodayや、あの「スーパーカブ」もリコールが発生した事もあり、
ホンダさんにはコストカットで犠牲になった品質管理も確り取り戻して欲しいです。


さて、漸く暖かさが続くようになってきました。
寒さのため冬の間放置してしまったバイクは不調になりがちです。
特に空気圧は注意してください。減ったまま走ると脱輪の危険があります。

バイクの点検・修理もお気軽に御相談ください。店主
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新品の自転車タイヤで大体どの位を走れるか、御存知ですか?
品物にもよりますが、3000キロ~5000キロを走ります。

3000キロで言えば、鹿児島から北海道まで走る距離なんです!

今回の画像はほぼ毎日20キロは走るお客様で、11ヶ月の使用で月間500キロとしても5000キロを超えています。


ゴムの部分は無くなり、ベースの繊維が見えていますね。
そして、その繊維すらも破れて穴が開いていました。

つまり、中のチューブが剥き出しで道路と擦れる訳ですから、簡単にパンクするのです。

ここまで使う前にもパンクの修理で作業をさせて貰っています。
その時、既に繊維が見えていたのでタイヤ交換をオススメしましたが、御都合もあってそのまま限界を超えて使用されたようです。

タイヤは走行距離だけではなく、ブレーキで止まる時にかなりの負荷が掛かります。
ロックして道路と擦れると、局所的に磨り減ってしまいます。

ですからこのように波々と擦れた後が出来ているのだと分かると思います。

急なパンクを防ぐには、適正な空気圧とタイヤの使用限度を理解して、早めに新品交換をする事です。
使用限度は磨耗以外にも、ヒビ割れ劣化も含まれます。
空気圧の点検の時にでも劣化していないか良く見ましょう。


タイヤ交換・その他修理も、出張修理で便利な当店を是非ご利用ください。店主
寒い時期もあと少しといった陽気となってきましたね。
暖かさは良いのですが、今度は強風と花粉が辛いです。

さて、今回はブリヂストンの自転車でタイヤ交換を御用命いただいたのですが、
ホイールのスポークが折れていてバランスも取れない危険な状態でした。

作業内容や見積り額もお伝えしましたが、シマノ内装3段ホイールの交換は高額となってきますので、丁度在庫にあった中古車を御提案させていただきました。

そして、処分品となった物を部品取りとして使えるのかどうかを分解整備して点検します。
ブリヂストンの製品でしたが、3年間は使用していたので、雨ざらしによる錆びと粗い使い方による磨耗・劣化が激しい状態であったと推測されます。

いくら有名メーカー品でも、2~3年使いっぱなしでは色々と壊れてきます。
車なら車検があって、オイル・ブレーキ・タイヤなどを必ず定期点検・交換をしますが、
自転車は点検する人もいないので、壊れてからでないと気付かないのです。

一年に一度はブレーキシューの交換、同ワイヤーの交換、シフトワイヤーの交換、タイヤの交換など、普通に使用するだけでも1万円はランニングコストとして掛かります。

安い粗悪品では1年以内に何らかの故障が起こっているとTVでも放送されていました。
 [故障する] 確かにそれは「問題」です。
まともに修理・交換すれば1万円は掛かりますから、また粗悪な新品を買って乗るようです。

いずれにせよ機械部品はいつか壊れますので、お金が掛かるのは仕方がありません。

自転車はユーザーに軽視されすぎていて、お金を掛ける事も躊躇されています。
安全に係わる意識の欠如も「問題」なのではないでしょうか?

長くなりましたが作業に入ります。
自転車はペダルを漕いで進みますが、そのペダルの元にあるクランク軸、ボトムブラケット(BB)という物を分解してみます。


非常に錆ついていて、定期的に整備していない物は固着して外れない事もあります。

左右錆びていましたが、今回は上手く外せました。

カップ&コーン式といって、左右から軸をおさえています。
当然ながら一度も分解整備されていませんから、グリースも切れて軸とベアリングが擦れて磨耗しています。
この玉当たりの部分が磨耗すると、ガタつきが出てスムーズに回転しないので、漕ぐ力も負担が掛かるようになります。
最悪の場合は玉や部品が割れて噛み込んだりもします。

何か削りカスのような汚れも付いていました。


錆を落として綺麗にします。

たっぷりのグリースを入れて、埃もすぐに入らないようにします。

確りと組み付けましたが磨耗の分は若干回転がゴリゴリして影響がありそうです。
感覚なので気付かない範囲ですが、また長く使うようならカートリッジ式に交換すると更に剛性も精度も良くなると思います。

この回転精度も粗悪自転車は新車からゴリゴリしてスムーズには回りません。
当然前後ホイールの玉も同じです。
安い海外の輸入製品というのは、要になっている部品の精度が良くないのです。

なぜ昔の自転車は丈夫で長持ちしたのか?
値段が高くても、国産で職人の技術が優れていたからです。

それと、ユーザーが物を大事にしていたからですね。
自分で空気圧を点検し、自転車も洗車して磨いていたでしょう。

値段の安さが重視され、部品コストも人件費もカット、結果としてパッと見綺麗な粗悪品が多く出回り、それが世の中の基準となっています。

大手の売る側は修理する手間が無駄なので代わりの新車を交換提供したり売ったり、買う側も安くて綺麗な物を選びます。

個人経営店はそんな物を持ち込み修理依頼されても、またすぐに壊れるのでクレームも怖く、修理を断る場合もあるようです。
当店でもホームセンターで購入後、1日でパンクをした自転車のチューブ交換をしましたが、また直ぐにパンクをしたと連絡があった事があります。

分解してホイールのバリを取ったり、出来る限りの事はしましたが、その後はどうなったのでしょうか?
何度修理依頼をしても直せないボッタクリ店とでも思われているかもしれません。

粗悪な品もありますが、メーカー品でも多くは海外製造です。
定期点検・部品の交換が延命使用の要です。
それと雨ざらしにせず、屋内保管にするだけでも物持ちが違ってきます。

物を大事にしましょう。


点検・整備の見積り、依頼はぜひ当店へ!090-8308-0039
以前に故障・廃車で処分となったバイクを、勉強の為に分解・修理してみました。
今回はエンジンを開けてみます。

古いホンダのDIO AF18型は縦型エンジンといって、シリンダーがクランクに対して上側にあり、ピストンが上下運動する仕組みとなっています。
他の多くのスクーターは横型といって、前輪側に向いて前後運動する物があります。

ではスクーターの多くは何故横型なのか、省スペース化と空気での冷却効率からですかね?
ヘルメットが入るスペースも横型は広く取れます。

それでも縦型設計は大きなバイクも直列V型や並列4気筒などはありますが縦型が一般的です。
このスクーターは珍しい設計ですが、整備する人を考えた昔の職人気質を感じますね。

でもこれはカウルが邪魔で冷却には向いてないような気がします。後継機は横型設計に変わっていますし・・・。

さて、続きに入ります。

カバー類やマフラーなどを外していよいよ本体に掛かります。

シリンダーヘッドは凄く綺麗ですね。ガスケットが劣化・歪んでオイルが漏れていた痕跡があります。


ピストンヘッドはカーボンが溜まって汚れています。

汚れを落として少し磨いたら表面の記号も見えるようになりました。


続いてシリンダーを綺麗にします。内部はまだ使えそうですが、若干傷があったので、本来であれば交換した方が良いと思われます。

排気ポートは綺麗にした後の画像ですが、カーボンが溜まっていると排気の抵抗にもなります。

交換部品を新品にして組み付けます。これでO/H オーバーホールの終了です。
試運転は良好で、これで暫くはまた使えそうですね。

マフラーを外したついでにブレーキ部品も交換しました。
以前にタイヤを新しくした時に磨耗は確認していましたが、部品が無かったのでそのままにしていた物です。


これで大体の修理箇所は終わりましたが、うっかりヘルメットスペースに鍵を閉じ込めてしまい、破壊して開ける事になってしまいました。
直しているのだか、壊しているのだか・・・・。

とりあえずまた普通に走れるようになりました。
そんなにお金を掛けて直しても、古い原付の中古価格が安いので損をするばかりで、単純に売ってしまおうか、代車3号にしようかちょっと悩みどころです。店主


本日は中古車在庫の再点検、ブレーキを整備しました。
入手してから何も問題はありませんでしたが、オイルがだいぶ古くなっていました。

ディスクブレーキのオイルは1年毎の交換が規定となっています。
また、ブレーキパッドが減るとディスクその物を削ってしまったり、効きが悪くて危険な目に遭うかもしれません。

車両は定期点検を必ず受けて、安全に使用しましょう。

さて、作業に移ります。

ヤマハの新しいSA39J型JOGです。分解して準備をします。

外す前でも隙間から点検窓が見えます。液の量が減っていたり、茶色汚れがあったら劣化していますので要交換です。

昔はシリンダーがむき出しになっていたので、雨でネジが錆びたり、点検窓の劣化が顕著でしたが、最近のはカバー内に設計されているので、とても良いですね。

ただし、作業はやっぱり面倒です・・・・。

準備が出来たら分解します。
ディスクブレーキのキャリパーは、長年放置してしまうとボルトが錆びて外れなくなったりするのが厳しいです。
原付なら安価なドラム式で充分なはずなんですけどね・・・。

パッドです。磨耗の癖がついてますね。前回は簡単な掃除しかしてなかったので、今回は少し磨きます。

キチンと脱脂しておきます。



部品を順番に外して掃除します。粗方綺麗になったらピストンを出します。

ピストンが出入りをしてパッドをディスクに押し付け、止まるようになっています。
このピストンの周りにあるオイルシールが悪くなると、ブレーキオイルが漏れて効かなくなったりします。
ですから、このピストンに付いた汚れや錆びは大敵なんです。

これで痛める原因は取り除けました。

グリースが必要な部品、厳禁な部品などありますので、気をつけて組みます。
これでキャリパーその物は整備が終わりました。
後はブレーキフルードを交換してエアー抜きを行います。

マスターシリンダーを開けると、だいぶ茶色でした。画像では暗くて黒っぽいですね。

新品は透明です。エアーが噛むと全く効かなくなって危険です。
無理に自分で作業しないようにしましょう。
ディスクブレーキはバイク屋の整備士さんに任せましょう。

分解したついでにブレーキレバーの稼動部、芯のボルトなどを清掃・給脂してから全てを組み付けます。
これでもう1年は放置しても大丈夫ですね。

長期在庫化していますので、早いところどなたかに購入して頂きたいのですが、中古バイクは一期一会のタイミングと値段次第で直ぐに売れる時もあれば全く売れない事もあります。
寒い冬は気長に待つしかないですね・・・。

冬季に乗らなくて放置しているバイクは、バッテリー放電や空気圧が減ってしまいます。
春先に乗り出す方は特に注意してください。

燃料が詰まってエンジンが掛からない場合や、各部整備が必要な方は、是非当店へ見積り相談のお問い合わせをお願いします。店主
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プロフィール
HN:
代表 高山光弘
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1980/08/10
職業:
自営業
趣味:
バイク
自己紹介:
千葉県香取郡多古町を中心に、出張自転車修理業を営む自転車サンキューです。
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