忍者ブログ
千葉県香取郡多古町を中心に、出張自転車修理業を営む自転車サンキューのブログです。  日々の出来事や、ちょっとした事を書いていこうかと思っております。
[228] [227] [226] [225] [224] [223] [222] [221] [220] [219] [218]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今回はピストン、シリンダーの分解です。
2ストロークのエンジンはオイルも燃やしますので、この燃焼室周りの汚れが発生しやすく、定期的な分解清掃が必要になっています。
2万キロごとにはピストンリングやガスケットを交換した方が良いと思います。

4ストロークでも吸排気バルブは汚れが出ますし、汚れが詰まってバルブの開閉が悪くなると、エンジンが焼きついて故障する場合もあります。

機械はメンテナンスが重要なのです。
車検が無い自転車・原付バイク・250ccの軽二輪も定期点検は必ず受けましょう。

壊れるまでそのまま乗っている方が非常に多いですが、壊れた時には色々な部分が手遅れの状態になっている場合も殆どですね。

さて、画像にはいります。まずはシリンダーヘッドです。

圧縮された混合気をプラグの火花で着火し爆発しますので、特に汚れます。
プラグを外して定期点検をする理由はここにあります。
ガイシの状態を見て、綺麗に狐色をしているのか?真っ黒で不調なのか?エンジンを開けなくても、まずはプラグで状態を見る必要があるのです。

ピストン上部です。もっと刻印が見えないほど汚れが詰まっていると思っていましたが、意外と少ないですね。

内部に傷も無く良好です。ここだけは良かった点です。

しかし、ピストンピンやクランクケース内にも汚れが周っています。だいぶ状態が悪かったようです。

裏側まで真っ黒。


前後大きな傷も無いので、シリンダーの径が拡がっているのか、または一度交換した社外品のピストンでサイズが合っていないのか、手を加えた人にしか分かりません。

排気ポートは当然汚れています。

確りと汚れを落としておきます。

シリンダーゲージという特殊工具は持っていないので、傷があれば交換としますが、今回はピストンを交換して様子見ですね。
私が自分で使うバイクですし、また悪くなれば今度はシリンダー丸ごと換えてやれば直ります。

次回はクランク軸を掲載予定です。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧可能にする    
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
フリーエリア
最新CM
[03/14 アドレスV50Gマン]
[12/29 Groveret]
[12/28 geRoesonhzj]
[12/26 geRoesonkzj]
[12/26 gayenKinryl]
プロフィール
HN:
代表 高山光弘
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1980/08/10
職業:
自営業
趣味:
バイク
自己紹介:
千葉県香取郡多古町を中心に、出張自転車修理業を営む自転車サンキューです。
ご用命がありましたら、ぜひお電話ください。TEL090-8308-0039
バーコード
ブログ内検索
P R
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright (c) 自転車サンキューブログ All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]