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千葉県香取郡多古町を中心に、出張自転車修理業を営む自転車サンキューのブログです。  日々の出来事や、ちょっとした事を書いていこうかと思っております。
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今回はエンジンの分解です。
50ccは単気筒といってひとつの内燃機関で出来ています。
車のように4つ6つ8つ、12個のように複数のシリンダーで構成されていると、その分重量も増してとても人の力では持ち上がりません。

その点軽くて作業もしやすく、同調も必要の無い単気筒は造りもシンプルで比較的簡単で良いですね。
さて、作業の画像を少し紹介いたします。

まずは車体から外してエンジン単体に分解します。

作業は外す前に順番に画像を取っておきました。
後から組み立てる時に、どういう手順だったかを確認する為です。
ブログ掲載にあたっては枚数が多いので、だいぶ省略しています。

ゼネレーターなどを分解してからエンジンのヘッド部へ

ピストン部。物理的にカーボンが溜まりやすい2stではありませんが、4stでも汚れが出ています。

クランクケースを分解してカムチェーンなどを外します。

クランクケースを専用工具で割ります。
色々と専用工具が必要になり、3月から10万円弱出費していて益々生活が苦しいです。
私の場合は使用頻度が殆ど無い工具ですので、とてもじゃありませんが元を取ることは出来ません・・・。

クランク軸だけに分解できました。右側のベアリングはどうやら外せないようです。
交換の際は軸ごとのアッセンブリー交換との事。これがダメになったら高額ですね。

ケース側に残ったベアリングです。
これが今回大きな音を発生させていた原因となります。
このように全部分解しないと交換出来ないものなので、非常に手間と時間、お金も掛かります。
だからこのスクーターに乗っていた人も、手放したのでしょうね。
修理する時間とお金よりも、買い替えて直ぐに使える物を選んだのかもしれません。

でも、修理すればまだまだ使える状態なんですけどね。
それでも自転車と同じで、乗りっぱなしの使い捨てにされる方が殆どです。

ケースだけになりました。これで主な分解は終わりです。
このベアリングが前回動画で紹介した3番目の状態でした。
小さなシャリシャリ音が、エンジンを回すとゴーゴーガタガタ酷い音に変わるのですね。

次は交換する部品を新品にして組み立てる訳ですが、ここからどれが悪いのかと、どれを必ず新品にするのかを整備書をみながらメモに書き出します。
慣れない事でこれも時間が掛かる・・・。
追加で工具と部品も取り寄せて数日経過しました。

それでは次回に組み立て作業を掲載いたします。店主
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プロフィール
HN:
代表 高山光弘
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1980/08/10
職業:
自営業
趣味:
バイク
自己紹介:
千葉県香取郡多古町を中心に、出張自転車修理業を営む自転車サンキューです。
ご用命がありましたら、ぜひお電話ください。TEL090-8308-0039
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