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千葉県香取郡多古町を中心に、出張自転車修理業を営む自転車サンキューのブログです。  日々の出来事や、ちょっとした事を書いていこうかと思っております。
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前回のエンジン上部に続いては、いよいよ組み立ての作業となります。

作業中は手が汚れるので、画像はあまり撮影しておりません。
分解に対して組み立ては撮る意味が殆ど無いですからね。

まずはクランク軸の調整です。

これは測る場所によって千分の一や百分の一など、計測数値がまばらで非常に困りました。
経験豊富なプロはキチンと調整が出来るのでしょうが、私は何度も測る場所も変えて色々と時間が掛かりました。
支点となるベアリングやコンロッド圧入ピン位置が基本ですから、そこから外側の軸に対して測ってみました。
画像は間違った計測方法です。

次に、スクーターのクランクケースは後ろ側(右)にトランスミッションがあります。
こちらもついでにO/Hしておきます。

ギヤも一個一個洗って磨耗による鉄粉などを落とします。
こちらはそれほど磨耗も無く鉄粉もありませんでした。
クランク側はベアリングの磨耗で鉄粉も酷かったので、各部品も念入りに洗浄しています。

これでミッション側が完了です。

続いてはいよいよベアリングの圧入です。

綺麗に入りました。

次にクランク軸ですが、また専用工具が必要です。
先ほどのベアリング側に引っ張る訳ですが、その引き具合も見えないので難しいですね。
引きすぎてベアリングが動かなくなってしまうと、折角の作業が無駄になります。

カムチェーンやオイルポンプを付けます。

半分に割っていたケースを組んで、腰下側の元が出来上がりました。

続いて画像は無いですが、ピストン・リング・クリップなどを交換してシリンダーを組みます。
カムチェーンガイドやテンショナー、整備しておいた上部ヘッドを組みます。

ゼネレーターやカバーまで組んでエンジンが完了しました。

部品が錆びないように油を塗って保管していた物を、組む時はキチンと接着する為に脱脂洗浄をして、これまた錆びないように素早く組み込むので一気に進んでいます。

この後は車体フレームに乗せるのですが、組んでからだと他のFIボディなどが付けづらいので、また部品洗浄の模様を次回に載せます。店主
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プロフィール
HN:
代表 高山光弘
年齢:
43
性別:
男性
誕生日:
1980/08/10
職業:
自営業
趣味:
バイク
自己紹介:
千葉県香取郡多古町を中心に、出張自転車修理業を営む自転車サンキューです。
ご用命がありましたら、ぜひお電話ください。TEL090-8308-0039
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