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千葉県香取郡多古町を中心に、出張自転車修理業を営む自転車サンキューのブログです。  日々の出来事や、ちょっとした事を書いていこうかと思っております。
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先日のカウル交換と同時にタイヤ交換をしたものを掲載します。

タイヤは消耗品ですので、溝が無くなると滑りやすくなります。
今回の転倒の原因にも少し影響があったのかも知れませんね。

タイヤによってブロックパターンや測定箇所が違いますが、左上・真ん中・右下と溝が殆ど残っていません。
見た目も明らかに半円から台形になっていました。

ホイールを外すと驚くほどブレーキシューの削れカスが溜まっていました。
4stJOGはエンジンブレーキも掛かりますので、通常9000キロ位でこれほど磨耗するとは考えられませんが、リアブレーキのみ多用していたのかも知れませんね。
ブレーキは前後同時に使って、片方だけを酷使しないように御注意ください。


ブレーキダストを綺麗に清掃して、タイヤ交換をします。

続いてフロントです。

前後で銘柄が違ったので、純正指定タイヤですかね?
フロントは駆動するリア側のようには減らないので、リア2回交換でフロント1回交換のサイクルにはなるはずです。
減らなくても、その分劣化や空気圧は確りと注意して管理を行わないと危険です。

これで前後綺麗な新品になりました。

消耗品・ブレーキもたったの1万キロ弱使用しただけで磨耗します。
乗りっぱなしで使用している方は、定期点検を毎年行って欲しいと思います。

点検・修理・見積りもぜひ当店へ御相談ください。自転車サンキュー090-8308-0039
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先日、転倒による破損で入庫したJOGを修理いたしました。
右側に倒れたようですが右前後ウィンカーとヘッドランプも壊れてしまったようです。


純正部品の取り寄せが必須な部分と、ネットオークションの中古部品を利用した場合で見積りをして、安く抑える方法で交換しました。

中古部品ですがなかなか綺麗な物が手に入りました。

次はその他点検です。
走行距離9000弱で、プラグとエアクリーナーを見てみます。



プラグは2ストロークと4ストロークで使用状況が異なりますが、4stでは1万キロが交換目安となります。
9000キロで電極の磨耗が進み、要交換状態でした。

プラグにはメーカー指定の物とイリジウムプラグという物がありますが、長持ちすると言われていても、使用環境と合わなかったり、磨耗を防げる訳ではないので普通の物を使用した方が良い場合もありますので御注意ください。

次はエアークリーナーです。
最近は環境規制で4ストロークしか販売されなくなりましたが、未燃焼ガス(ブローバイガス)をクリーナーに戻して再燃焼させるという仕組みになっています。
そこで、エンジン内からオイルを含んだ気体がフィルターに付着し、汚れ易くなっているのです。

上のこのようにボックスからチューブに溜まるようになっていますので、早めに洗浄するようにしましょう。


オイル汚れのところに、埃を吸い込んでフィルターが目詰まりしています。
以前にも何度かフィルターの汚れを掲載していますが、今回は特に酷い状態ですね。

綺麗になりました。

このように定期点検・清掃が必要な場所があります。車検が無い乗り物ですが、年次点検は積極的に行うようにして欲しいですね。

物を長持ちさせるには、点検整備が大切です。
次回はタイヤ交換も少し掲載します。店主
前回フロントフォークも修理して快調なスクーターですが、タイヤ交換をしました。

溝が完全に消えそうですね。通常はスリップサインといって、タイヤ側面にあるマーク上の延長に、測定する位置があるのですが、それを超えて使ってしまっていたようです。

タイヤは走る・曲がる・止まるのに重要な役割を果たします。早めに交換しましょう。

ブレーキも掃除します。ついでにホイールが錆びていたので、塗装しました。


新品タイヤを組んで後輪は終了です。

次はちょっと気になったフロントブレーキです。
前オーナーがキャリパーを新品交換したようで、動きは問題が無いのですが、ディスクブレーキはパッドとディスクの摩擦によって止まるように出来ています。

即ち、パッドが良くてもディスクが悪いとダメなんです。
相当走らないとディスクは減りませんが、製造から20年も経過していると・・・・。
厚みを測定して限界みたいだったので交換です。


綺麗なブレーキに仕上がりました。これで安心して使えます。

そして、試運転をしてみると、メーターの距離計が動かないのに気付きました。
ずっと7000キロでは定期点検も不便ですし、ガソリンの燃費も分からないので交換です。


社外品で少しでも安く修理しないとね・・・・。
あれもこれもで凄く高額出費したんですけどね・・・・。

次はヘッドライトです。
電球交換も重要ですが、表面が汚れていたので磨きました。


画像では分かり辛いですが、黄ばみが少し取れて透明になりました。

これでアクシスは点検整備が終了しました。
今では毎週柏まで元気に走ってくれています。バイクは車検がありませんが、定期点検は重要です。

修理にお金は掛かりますが、壊れたら買い替えでも高額出費となるのです。
ランニングコストも考えて、安全に使用を心がけてください。

定期点検・修理の御相談もぜひ当店へ!自転車サンキュー090-8308-0039
先日、無事にエンジンも復活して走れるようになったアクシスですが、まだまだ気になる箇所があったので修理しました。

バイクはフロントフォークとリアサスペンションで衝撃を吸収しますが、これが壊れると段差で飛び跳ねたりして大変危険です。

特に、オイル式ダンパーのオイルシールが弱ると、そこからオイルが漏れ出して正しい動きが出来なくなります。
また、雨等の水が混入すると、錆で部品も痛めてしまいます。

ですから、定期的な点検が必要なのです。

それでは今回の作業を載せて行きます。

まず目視で黒いカバー(ブーツ)を見ます。稼動部やシールへの直接的な傷や汚れを防止する物ですが、ゴム製なので切れていました。

車体右側・画像左手がオイル漏れして錆びていました。

逆はまだ漏れも無く大丈夫なようです。
次に、分解してオイルを抜く作業をします。


シール抜けの方はオイルに水が混ざって黒っぽいし腐敗臭もします。
右は汚れていますが、まだ茶色でオイルっぽいですね。でも腐敗臭でにおいます。

全て分解して洗浄します。交換部品だけで1万円もします。バネも弱っていたら交換が必要なのですが、今回はOKです。

ヤマハ指定オイルは赤い色をしています。なんであんなに真っ黒になるんですかね?

シール交換、組み付けました。

ブーツも新品で汚れを防ぎます。2つで微妙に高いお値段・・・。

綺麗になりました。試運転の結果も良好で、キチンと動作しています。

今回も痛い出費が続きましたが、安全に使用するためには修理は必須です。
皆さんも目視で異変があったら、すぐに修理をオススメ致します。


次回はまた細かな修理・交換をした物があったので載せる予定です。
前回のエンジン修理から、その他不動の原因を探りながら各部点検を致しました。

突然ですが、ガソリンエンジンがスムーズに動くには必要な3要素があるのは御存知ですか?

良い混合気(ガソリンと空気)良い圧縮(内燃機は内圧)良い火花(電装)の3つは絶対に欠かせない要素なんです。
エンジンが動かない場合は、このあたりを探る必要があります。

1.ガソリンは入っているかな?古くて品質が変化・劣化していないかな?
2.燃料ポンプは動くかな?タンク内・通路・ホースは詰まっていないかな?
3.キャブレター・インジェクターは詰まり・故障がないかな?調整が合っているかな?
4.吸気フィルターは汚れていないかな?スポンジがボロボロでゴミを吸い込んでいないかな?
5.吸気BOXやマニホールド、エンジンから二次エアーを吸っていないかな?
6.エンジンは圧縮漏れしてないかな?油漏れがないかな?カーボン汚れ・詰まりは無いかな?
7.エンジンはスムーズに動くかな?部品のシリンダー・ヘッド・ピストン・リング・ガスケット他、部品の傷はないかな?
8.オイルは入っているかな?汚れていないかな?オイルポンプは壊れてないかな?
9.バッテリーは電圧が足りているかな?交換時期・寿命が過ぎていないかな?
10.スパークプラグは汚れていないかな?交換時期・寿命を超えて使っていないかな?
11.CDI・点火コイル・プラグコード・プラグキャップ、部品・配線の故障はないかな?

ざっとですがコレ位は確認が必要です。
パッと見で故障が判断出来れば、その箇所だけ修理すれば直る事もあります。
バイク屋さんに頼むと非常に高額になる可能性もありますが、直すには大変な作業と交換必須な部品が必ずあるので、この点は覚悟してください。

機械部品はいずれ壊れます。使いっぱなしで寿命が短くなるのは計算出来ませんが、新車でも数年で壊れる箇所は必ず出てきます。

修理代金を気にするのも大事でしょうけど、一番大事なのは「使用される方の命」です。
安全に使用出来ない状態で、それに気付かずに無理矢理動かしているから壊れてしまうのです。

車検が無い乗り物でも、メンテナンス不要の乗り物は無い事を理解して欲しいですね。


小言が多すぎて書ききれなくなりますので、作業の方に移行します(笑)
まずは燃料から。見た目タンク内に錆は無さそうですが、フィルターを確認する為に外します。



フィルターに錆の付着も無く良好でしたが、少し汚れやゴミが溜まっていました。

次はヤマハのゴム製マニホールドを交換です。左劣化ヒビ割れ 右新品
安価で密着させるにはもってこいの素材ですが、数年経つとヒビが入って割れます・・・。

次はキャブレターを再分解。一度掃除してもエンジンが掛からなかったので、部品を換えてみます。


ジェットニードルを交換。通路は全部掃除して組み直しました。

何度も色々とあっちこっち確認して作業をした為、順番は違いますが、燃料・ホース・吸気・エンジンまで終了したので、その他オイル・電装を確認します。

2ストロークはガソリンにオイルも混ぜて燃やして動かします。分離給油といってタンクが別にありますので、常に絶やさない・切らさないのが重要です。
オイルポンプ確認と同時にゼネレータ発電関係も清掃・確認します。

このスクーターは強制空冷式と言って、エンジンクランク軸を回すついでに発電側から扇風機のファンの逆ような感じで空気を取り込み、冷却の足しにしています。
空気が通れば埃汚れも通ってきます。


汚れを落として分解し、オイルポンプを確認します。

グリースは汚いですね。新車製造から20年は経っていますし・・・。
ポンプを動かして吐出を確認、ホースも通路を掃除してオイルを入れなおし、空気を抜きます。
オイルポンプはエアー抜きが重要です。ブレーキもそうですが、素人さんは手を出さない方が良い部分ですね。

グリースを入れなおしてガスケットを新品交換し、漏れを防ぎます。

色々と整備して順番も分かりませんが、最後の電装関係、画像は無しですがプラグや点火を確認しました。

CDIという点火タイミングのコンピュータ回路みたいな物も念の為中古を購入して確認。
これでやる事は全てやったかな。

でもエンジンが掛かりません・・・・。終わった・・・・。私の能力全てを使っても直せなかった・・・・・。

もう捨てちゃおうかな・・・・。

と思って諦めたところに、何か微かに聞こえた音が・・・・・。シュ~・・・・。
ん?マフラーから白い煙も少しだけ出てきました。まさかね・・・・。

近所迷惑ですがマフラーを外してエンジンを掛けます。
ババババババーーーーーー!!!!!!!!!!!!!って今までが嘘のように簡単に始動しました。

そう、原因不明ですがマフラーが詰まって排気が出来なくなっていたのです。
一生懸命に吸気から圧縮・点火までいったのに、排気が出来なければまた吸気へのサイクルが出来ないのです。

またひとつ勉強になりました。思いもよらない故障箇所でしたね。

無事にエンジンも始動して産業廃棄物としてゴミにならずに済みました。
これだけ手間もお金も掛けたのに、直らなかったら本当に悲しいですから。

あとはマフラー・タイヤ・ベルトも新品交換して、自分で登録をして整備士講習の通学に使おうと思います。
30キロ制限の無い貴重な原付二種。二輪免許は必要ですが、とても便利な乗り物ですね。
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HN:
代表 高山光弘
年齢:
43
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男性
誕生日:
1980/08/10
職業:
自営業
趣味:
バイク
自己紹介:
千葉県香取郡多古町を中心に、出張自転車修理業を営む自転車サンキューです。
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