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千葉県香取郡多古町を中心に、出張自転車修理業を営む自転車サンキューのブログです。  日々の出来事や、ちょっとした事を書いていこうかと思っております。
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先日の分解から後編で組み付けを行いました。

まずは安心の日本製ベアリングを購入します。

NSK NTN KOYO等色々な会社がありますが、やはり日本製は精度が高く、この辺の品質は本当に世界に誇れるし日本人に生まれて良かったなと感じます。

自転車のホイールを整備している時によく思う事ですが、1万円もしない自転車はボールベアリングが新車でもガタガタと動きが酷いです。

バイクだと日本製でも酷使されて悪くなっていますから、この部品も悪くなってきたら交換が必須ですね。


新品を打ち付けます。
ミッションも組んでいきます。





オイルシールを取り付け、動きも確認します。
これで完成!と思いきや、ひとつ忘れていました。
軸は両端で支えていたんですよね。注文を忘れて、また送料が・・・・・。


ケース側の小さなベアリングも注文して交換しました。
片側だけ交換しても、またすぐに軸が振れてしまいますからね。

いや~、それにしてもお金が掛かる。
古いバイクはあちこち悪くなりますし、車検が無いから壊れるまで酷使されちゃうんですよね。
あ~ぁ、宝くじの高額当選でもしないかな~(笑)

さて、トランスミッションの油漏れが修理出来たところで、駆動系を仕上げます。

ウェイトローラーの磨耗が殆ど無いので、交換してあるようですね。
ケースを開けた時の微妙な綺麗さは、一度整備した証拠だったのです。

ベルトは交換したいところですが、不動車ですのでとりあえず後回し。
プーリー・クラッチも取り付けます。


走行距離?万7千キロでエンジンの殆どを整備しました。
汚れとかを見ると、2万から3万キロは絶対に走っていたでしょうね。

ともあれ、これで一旦エンジンは終了です。

次回はその他点検です。
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先日のエンジン上部に続いて後部を点検しました。

自転車やスーパーカブ等はチェーン駆動ですが、スクーターはベルト駆動です。
チェーンに比べると磨耗劣化も早いですね。
乗りっぱなしで普段目にすることも無い場所なので、多くの方はベルトが切れるまで気にすることも無いのが現状でしょう。

開けて見ると、過去に整備してきた物よりも綺麗でした。
おそらく1年以内に一度は整備してあるのかな?

ベルトやプーリーフェイスも綺麗です。少し磨耗はしていますが使えそうです。

分解前からエンジン下部のオイル漏れでベタベタなのは気付いていましたが、どうやら右側のトランスミッションが悪くなっているようです。

油汚れを落として分解作業を出来るようにします。
何をするにも掃除、掃除。整備とは清掃が7割かもしれません。

矢印1のオイルシールが破損してオイルが中から漏れていました。
2,3の下に溜まって外部まで漏れていたようです。

シールだけ交換すれば直る可能性も考えましたが、ベアリング不良で軸が振れてガタガタになり、シールが破損したようなので丸ごと分解してみます。



軸・ベアリング・トランスミッションギヤ等を外します。
簡単に見えますが、実は分解が大変です。


ブレーキ・タイヤ側のベアリングやシールも外します。

内部のベアリング・シール・ギヤを全て分解して清掃しました。

これで交換する部品を見積もって、漸く注文なのですが、自己所有のバイクなのでゆっくり時間を掛けました。

次回はミッション組み付け、前後しましたが駆動系も仕上げます。
先月は病気休業もあり、これからの台風や秋雨の季節になると益々仕事が無くて厳しいです。

そんな暇な時はバイク弄りで時間を潰します。
先日お買い上げいただいた新型JOGのお客様より、不動車の処分で引き取ってきたヤマハのアクシス90。

エンジンが全く掛からないので、色々な原因が考えられます。
とりあえず何万キロ走ったかも分からない2st車なので、エンジンを分解してみました。



エンジンは82ccなのでシリンダーが長く、49ccのようにそのままでは分解出来ませんでした。
なので丸ごと外して作業をしました。

ヘッドです。排気・オイル漏れも少しあって本当に汚い。

綺麗にしてピカッと光ると気持ちが良いですね。

シリンダー内は深い傷も無く良好。使いまわせます。

ピストンはカーボンの堆積があります。2stの構造では仕方がありません。
定期的な清掃・交換が必要なのです。

磨いてエンジンの回りも掃除しました。

排気ポートも掃除します。清掃後の画像ですが、排気の通り道も汚れで狭くなると、スムーズな動きの妨げとなります。

部品・パッキンを交換して終了。これで2万キロは安心して使えるでしょう。
もともとストロークには問題が無く動いていたので、焼き付きは考えられませんでしたが、これで確実にエンジン上部に問題は無いと確認出来ました。

次回はエンジン後部の駆動系を整備です。
先日、修理で電球の交換を行いました。

ヘッドライトのロービームとテールランプは常時点灯なので、数年使用すると球切れが起こり易くなります。
球切れに気付かずに運転使用すると、整備不良で検挙されてしまいますので、御注意ください。

また、ブレーキで作動するランプやウインカーにも注意が必要です。
日々の日常点検を行っていない方はすぐに確認しましょう。

点検・整備のご依頼も是非当店へお任せください。自転車サンキュー090-8308-0039
先日タイヤ交換で御用命いただいた方の画像を掲載します。

中華ホンダのToday トゥデイAF61型の前後タイヤです。


画像タイヤの左側だけ極端に磨耗しています。
リアタイヤは使用限度をはるかに超えて使用した為、ベース繊維が見えてしまっていました。

このように偏磨耗するのは、バランスが崩れているとすぐ分かるでしょう。
何故バランスが崩れているのか?適正な空気圧で使用していなかった為、こうなったのです。

バイクに乗っている方はお気づきかと思われますが、エアーバルブが直バルブだと、ガソリンスタンドのエアーチャックはホイール内側に当たってしまい、空気の補充が困難です。

L型のエクステンションを使うか、L型バルブに交換しないと、空気も入れられない造りのせいです。
しかしながら、直バルブは耐久性もあり、安価な為、ホンダ・スズキなど多くのバイクに採用されています。

自転車でも空気が不足していれば、漕ぐのも重くて走りづらくなりますよね?
バイクも一緒でタイヤが潰れてパンクし易くなりますし、空気圧不足は危険です。

スクーターの場合は特にエンジンの重さと人間の体重が後方に集中します。
タイヤが磨耗しやすいので、頻繁に確認が必要なのです。

月に1回でも補充・確認していれば、燃費も向上しますし、急な脱輪やパンクも防げます。
きちんと点検を行うように心がけてください。



また、このようにパンクしたまま走って帰宅されると、タイヤ側面まで傷が付き、確実に新品交換となります。
最悪の場合、ホイールまで傷だらけになってしまい、タイヤを交換しても空気が漏れてしまうような事にもなりますので、充分に御注意ください。

ホイールの交換は非常に高額となります。
適正に扱い、安全に使用しましょう。

バイク修理・見積りも当店にお気軽に御相談ください。店主
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プロフィール
HN:
代表 高山光弘
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1980/08/10
職業:
自営業
趣味:
バイク
自己紹介:
千葉県香取郡多古町を中心に、出張自転車修理業を営む自転車サンキューです。
ご用命がありましたら、ぜひお電話ください。TEL090-8308-0039
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